よみもの どん底まで尽くす女が我に返った瞬間② 2019.04.15 千雪(ちゆき) 夢だったのかもしれない 無人の駅を通り抜け、スマホの画面を睨めっこしながら歩く。先ほどからバクバクと暴走する心臓に邪魔されながら、真剣に悩んでいた。ユウキからの着信に折り返すべきか、否か。 少し違うかも、かけ直すことを悩…