~人の心をふっと開く、たった2つの魔法~
「がんばってるのに、なぜか選ばれない」
「丁寧に発信してるつもりなのに、なぜかファンが増えない」
そんなふうに感じたことはありませんか?
かつての私もそうでした。
気を遣って、ちゃんと伝えて、誰にも迷惑かけないように。でも――
いつも「もう一歩」のところで、何かが届かない。信頼や好意が“深まっていかない”感覚。
だけどある時、学びの中で知ったんです。
人から好かれる、信頼される人が、無意識にやっている“たった2つのこと”があるって。
それを知って実践していくうちに、
「もっと話したいと思っていた」
「いてくれるだけで安心する」
そんな言葉をもらえるようになりました。
今日はその2つの本質を、まるごとお届けします。
なぜあの人は、特別なことをしてないのに信頼されるの?
「いつも笑顔で話を聞いてくれる人」
「自分の話を、ちゃんと受け止めてくれる人」
そんな人と話すと、なぜか安心できたり、つい本音を話してしまったりしますよね。
その理由はとてもシンプルで、
人が無意識に求めている“2つの欲求”を、自然に満たしてくれているから。
その2つとは──
① 安心感
② 自己重要感(=自分には価値があると思える感覚)
「安心できる人」には、人が自然と集まってくる
人はDNAレベルで、“安心できる場所”を求めています。
それはもう、言葉より先に本能がそう感じてしまうレベルのこと。
たとえば、こんな経験はありませんか?
- 会話中に否定されて、もう何も話したくなくなった
- 表情ひとつで、「あ、今の言わなきゃよかったかも」と後悔した
こういう小さな傷の記憶って、実は「危険な場所」として脳に深く刻まれます。
逆に、
・笑顔で「うんうん」と聞いてくれる
・自分の話に共感してくれる
・最後まで話を遮らずに聞いてくれる
たったそれだけで、「この人にはまた話したい」と思う。
それが“安心感を与える”ということなんです。
「ちゃんと見てるよ」が、自己重要感を満たす
もうひとつのキーワードが、「自己重要感」。
これは、「自分には価値がある」と実感したいという欲求です。
誰かに「あなたの話、ちゃんと聞いてるよ」と思ってもらえること。
ちょっとしたひと言が「あなたってすごいね」と伝えてくれること。
実はこれが、心の奥深くで“信頼の種”になるんです。
でも、やりがちな落とし穴が…
「いやいや私なんて」と褒め言葉を否定してしまうこと。
相手がくれた言葉を遠慮して跳ね返すと、
「その気持ちを受け取ってもらえなかった」と、相手の自己重要感を下げてしまうんですね。
だから、ぜひこうしてみてください。
- 褒められたら、照れながらでも「ありがとう」って素直に言う
- 相手の話を「それいいね」と、ちゃんと評価して返す
- 名前を呼んで「ありがとう」を伝える(←これ、すごく効きます)
コミュニケーションが“魔法”になる瞬間
会話の途中で名前を呼ばれた時、ちょっと嬉しかったことありませんか?
人は、自分の名前を呼ばれると特別感を感じやすくなります。
だからこそ、
- 「ありがとう」を言うときは、名前を添えてみる
- コメントやメッセージでも、相手を“誰か”じゃなく“あなた”と認識していると伝える
たったそれだけでも、
「この人、私のことちゃんと見てくれてる」と思ってもらえるんです。
誰にでもできる、信頼を育てるふるまい
ここまでの内容を、もう一度まとめると…
- 人が心を開く相手は、「安心感」と「自己重要感」をくれる人
- 否定しない、遮らない、最後まで話を聞くだけで“安心感”は伝わる
- 「ありがとう」や「褒め言葉」は、遠慮せず素直に受け取ることで“自己重要感”を高められる
- 名前を呼んで感謝を伝えることは、誰にでもできる“愛される魔法”のひとつ
信頼は、特別なスキルじゃなく「日常の小さなふるまい」から育っていきます。
そしてそれは、あなたにも、きっとできることです。
行動にうつすヒント:「まず誰か一人を大切にしてみる」
ここまで読んで、「なるほど」だけで終わらせないでくださいね。
行動を変える第一歩は、小さなところから。
たとえば、オープンチャットで今日誰かに「ありがとう」を伝えてみる。
誰かのコメントに、「◯◯さん、素敵だなって思いました」と書いてみる。
名前を呼ぶ。感謝を言う。話を最後まで聞く。
それだけで、世界の見え方は少しずつ変わっていきます。
最後に──このセミナーを読んでくれたあなたへ
あなたの話を「もっと聞きたい」と思ってもらえるような人に、
あなたの存在が「いると安心する」と思ってもらえるような人に、
きっとなれる。
だから、今日からできる小さな魔法──
「ありがとう」と「名前を呼ぶこと」、ぜひ始めてみてくださいね。