信頼される関わり方と“距離感”の正体
「媚びる」ってどういうこと?
誰かと仲良くなりたい、関わりたい。そう思ったときにふとよぎるのが、
「これって、媚びてるって思われないかな?」という不安。
今回の対話は、「媚びるとは何か?」というシンプルながら根深い問いから始まりました。
マーケターの拓さんに、私・ちゆきが正直な気持ちでぶつけた質問です。
拓さんの答えは、とても明快でした。
「“媚びる”とは、欲が透けて見える不自然な接近のこと」
信頼関係がまだ築かれていないのに、
目に見える“メリット”を求めて急に近づいてくる。
それは「違和感」として、相手に伝わってしまう。——それが「媚びる」の正体です。
逆に言えば、日頃から相手に興味を持って関わっている人が、
何かの機会に距離を縮めても「媚びてる」とは感じられません。
「違和感」が媚びを生む
- 欲が丸見え
- 距離感がいきなり近い
- 自分の得だけを考えた行動
これらは、「違和感」として相手に届いてしまいます。
例えば普段まったく関わってこなかったのに、
「お金が入るかも」「仕事があるかも」と思った瞬間だけ近づいてくる…。
そんな行動は、たとえ本人が無意識でも、意外と透けて見えるもの。
「媚びてるつもりがない」のに、
「この人、損得で動いてるな」と思われた瞬間に、関係性の構築は遠のいてしまうのです。
コミュ障さんこそ、勘違いを恐れないで
「媚びてるって思われるのが怖くて、距離が縮められない」
そんな風に悩む人もいるかもしれません。
でも、それはむしろ逆。
「自分の“好き”を正直に伝えれば、下手でもちゃんと伝わる」
関わりたい気持ちや、相手を応援したいという想いがあれば、
たとえ不器用でも“好意”として受け取ってもらえるのです。
むしろ、自分の中にある「怖さ」や「引け目」を理由に距離を置いていると、
本来巡ってくるはずだったチャンスすら、届かなくなってしまう。
そして気をつけたいのは、
「媚びてるよね」と他人を指さしてしまう人は、
たいてい自分が一番“媚びたいのに動けない”人なのです。
「関わる勇気」が運気を変える
- 関わりたいと思うなら遠慮しない
- 普段から関心を持って関わっていることが最大の信頼
- 受け取る準備ができていないと、運気は入ってこない
媚びるのではなく、「関わりにいく」こと。
そしてそれは、自分の在り方によってまったく印象が変わるのです。
🌸今回のまとめ|“媚びる”は「違和感の現れ」。正直な好意は伝わる。
- 「媚びてる」とは、“欲が透けて見える”不自然な接近のこと。
- 相手との関係性を築く前に、「得をしたい」だけで近づくと違和感になる。
- でも本当は、“好き”や“応援したい”という想いを素直に伝えることこそ、信頼につながる。
- 媚びるのではなく、「関わりにいく勇気」がチャンスを広げてくれる。
🌱次への1歩|「好きです」と言ってもいい
「関わりたい」「この人すごいな」と感じたら、その気持ちは大切にしていい。
遠くから「いいな」と眺めるのではなく、一言のアクションを起こしてみましょう。
- 「投稿、いつも楽しみにしています」とコメントしてみる
- 「あなたのこんなところが素敵だな」と伝えてみる
- 勇気が出ないときは、推しに“拍手”を送るだけでも立派な一歩です
媚びるかどうかを心配するよりも、「どんな未来をつくりたいか」を大切に。
行動のきっかけは、“好き”という気持ちでいいんです。
🔮次回予告|“媚びる”の一歩先へ。必要なのは、自分を整えること
次回のテーマは、
「情報キャパオーバーに陥る人が、“選ばれる側”になるために必要なこと」
たくさんの情報に振り回されて、自信が持てなかったり、動けなかったりするあなたへ。
「何を選び、どこへ向かうか」を自分で決められるようになる“土台づくり”の話をお届けします。
▼次回予告
次回は――
- 情報を“当たり”に変える力
- 受け取る準備と、行動の優先順位
- 「整えることで、動き出せる」心の仕組み
を深掘りします。
▶コンサル音声はコチラ
https://stand.fm/episodes/684551b55f4b792fa9077243